traceiコマンドは、マシン命令、関数呼び出し、変数の変更を表示します。ネイティブモードでだけ有効です。
tracei は、trace event-specification -instr の省略形です。ここで、-instr 修飾子を指定すると、ソース行の細分性ではなく命令の細分性でトレースが行われま す。イベント発生時に出力される情報は、ソース行の書式ではなく逆アセンブリの書式になります。
各マシン命令をトレースします。
指定 function の中で書く命令をトレースします。
address にある命令をトレースします。
指定 function の呼び出しとこの関数からの戻り値をトレー スします。
function という名前のメンバー関数の呼び出しをトレースします。
functionという名前の関数が呼び出されるとトレースします。
class のメンバー関数の呼び出しをトレースします。
variable の変更をトレースします。
ここで
filename は、トレース出力の送信先ファイルの名前です。
function は、関数の名前です。
line は、ソースコード行の番号です。
class は、クラスの名前です。
variable は、変数の名前です。
詳細については、「trace コマンド」を参照してください。