Sun Studio 12: dbx コマンドによるデバッグ

イベントカウンタ

イベントハンドラはカウンタを備えており、制限値と実際のカウンタを保持します。 イベントが発生するたびにカウンタをインクリメント (1 つ増加) し、その値が制限値に達すると、ハンドラに対応するアクションを起動してカウンタをゼロにリセットします。デフォルトの制限値は 1 です。プロセスが再実行されるたびに、すべてのイベントカウンタがリセットされます。

stopwhentrace コマンドで -count 修飾子を使用して、カウント制限を設定することができます (-count n -count infinity参照)。このほか、handler コマンドを使用して、個々のイベントハンドラを操作できます。


handler [ -count | -reset ] hid new-count new-count-limit