プロセス ID process_id を持つプログラムのデバッグを開始します。dbx は、/proc を使用してプログラムを見つけます。
プロセス ID process id を持つ program のデバッグを開始します。
プロセス ID process_id を持つプログラム名のデバッグを開始します。program には - を指定できます。dbx は /proc を使用してプログラムを見つけます。
-r オプションを使用すると、dbx は、 watch、display、 when、stop のコマンドをすべて保持します。-r オプションを使用しない場合は、delete all と undisplay 0 コマンドが暗黙に実行されます。
ここで
process_id は、動作中のプロセスのプロセス ID です。
program_name は、実行中プログラムのパス名です。
JVMTM ソフトウェアで libdbx_agent.so を認識できるように、libdbx_agent.so を LD_LIBRARY_PATH に追加します。libdbx_agent.so は次のようにして追加します。
Solaris OS を実行しているシステムで 32 ビットの JVM ソフトウェアを使用している場合は、/installation_directory /SUNWspro/libdbx_agent.so を LD_LIBRARY_PATH に追加します。
Solaris OS を実行している SPARC システムで 64 ビットの JVM ソフトウェアを使用している場合は、/installation_directory /SUNWspro/lib/v9/libdbx_agent.so を LD_LIBRARY_PATH に追加します。
Linux OS を実行している x64 システムで 64 ビットの JVM ソフトウェアを使用している場合は、/installation_directory /sunstudio12/lib/amd64/libdbx_agent.so を LD_LIBRARY_PATH に追加します。
installation_directory は Sun Studio ソフトウェアがインストールされている場所です。
次のように入力して、Java アプリケーションを起動します。
java -Djava.compiler=NONE -Xdebug -Xnoagent -Xrundbx_agent myclass.class
次のようにプロセス ID を指定して dbx を起動し、プロセスに dbx を接続します。
dbx - process_id