IEEE 規格準拠の例外処理は、SPARC および x86 プロセッサ上ではデフォルトで行われます。ただし、浮動小数点例外の検出と、浮動小数点例外に対するシグナル (SIGFPE) の生成には、違いがあります。
浮動小数点演算中にトラップしていない例外が発生すると、IEEE 規格に従って、次の 2 つの処理が行われます。
システムはデフォルトの結果を返します。たとえば、0/0 (演算不可能) の場合は NaN を結果として返します。
例外が発生したことを示すフラグが設定されます。たとえば、0/0 (演算不可能) の場合は「無効演算」のフラグが設定されます。