オンラインマニュアル (man) ページでは、コマンド、関数、サブルーチンなどの説明を簡単に参照できます。Sun Studio のマニュアルページにアクセスするには、ユーザの MANPATH 環境変数に、インストールされた Sun Studio の man ディレクトリへのパスを設定するようにします。Solaris では、通常は /opt/SUNWspro/man です。
次のコマンドを実行すれば、マニュアルページを表示できます。
demo% man topic |
Fortran 文書では、マニュアルページのリファレンスはトピック名と man セクション番号で表されています。たとえば、f95(1) にアクセスするには、man f95 というコマンドを使用します。また、たとえば ieee_flags のように表記されているセクションにアクセスするには、次のように man コマンドで -s オプションを指定します。
demo% man -s 3M ieee_flags |
Fortran ライブラリルーチンについては、マニュアルページのセクション 3F に記述されています。
次の表に、Fortran ユーザーに関係のある マニュアルページを示します。
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f95(1) |
Fortran 95 のコマンド行オプション |
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analyzer(1) |
Sun Studio パフォーマンスアナライザ |
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asa(1) |
Fortran キャリッジ制御出力の印刷可能形式への変換 |
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dbx(1) |
コマンド行対話型デバッガ |
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fpp(1) |
Fortran ソースコードプリプロセッサ |
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cpp(1) |
C ソースコードプリプロセッサ |
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fdumpmod(1) |
MODULE (.mod) ファイルの内容を表示します |
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fsplit(1) |
プリプセロッサは Fortran のソースルーチンを分割し、1 ファイル 1 ルーチンとします |
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ieee_flags(3M) |
浮動小数点の例外ビットを調査、設定、クリアします |
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ieee_handler(3M) |
浮動小数点の例外を処理します |
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matherr(3M) |
数学ライブラリのエラー処理ルーチン |
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ild(1) |
オブジェクトファイルのインクリメンタルリンクエディタ |
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ld(1) |
オブジェクトファイルのリンクエディタ |