リストを付けないで -xalias を指定した場合は、そのプログラムが Fortran の別名参照の規則に反していないものと仮定されます。これは、別名参照の全キーワードに no% が付いていると仮定するのと同じことです。
-xalias を指定しないでコンパイルする場合のコンパイラのデフォルトは次のとおりです。
-xalias=no%dummy,craypointer,no%actual,no%overindex,no%ftnpointer
Cray ポインタを使用していても、Fortran の別名参照の規則に準拠している場合、つまり、不明確な状況でもポインタの参照によって別名参照が行われない場合は、-xalias を使用してコンパイルすることによって、より良い性能のコードが生成される可能性があります。