Sun Studio 12: Fortran プログラミングガイド

11.1.5 引数の参照渡しと値渡し

一般的には、Fortran ルーチンは引数を参照で渡します。呼び出し時に、非標準関数の %VAL() に引数を入れると、呼び出し元のルーチンはその引数を値で渡します。

Fortran 95 で引数を値で渡す場合の標準的な方法は、VALUE 属性と INTERFACE ブロックを使用する方法です。「11.4 データ引数の値渡し」を参照してください。

一般的には、C は引数を値で渡します。引数の前にアンパサンド記号 (&) を付けた場合は、C はその引数を、ポインタを使用して参照で渡します。配列と文字列に関しては、C でも常に参照で渡します。