Sun Studio 12: Fortran ユーザーズガイド

2.2.1 コンパイルとリンク処理の流れ

前述の例では、コンパイラは growth.offt.o のロードオブジェクトファイルを自動的に生成し、次にシステムリンカーを起動して growth という実行可能プログラムファイルを生成します。

コンパイルの終了後、オブジェクトファイル growth.offt.o が残ります。このため、ファイルの再リンクや再コンパイルを簡単に行うことができます。

コンパイルに失敗すると、それぞれのエラーごとにメッセージが表示されます。エラーがあるソースファイルについては、.o ファイルや実行可能プログラムファイルは作成されません。