UNROLL 指令では、C$PRAGMA のあとに SUN と指定する必要があります。
C$PRAGMA SUN UNROLL=n 指令は、最適化パス中に、次のループを n 回展開するようにコンパイラに指示します。コンパイラは、解析の結果、ループの展開が適切であると判断した場合のみ展開します。
n は正の整数です。次の選択が可能です。
n=1 の場合、オプティマイザは、どのループも展開しない可能性があります。
n>1 の場合、オプティマイザは、ループを n 回展開する可能性があります。
実際に展開されたループがあると、実行可能ファイルのサイズが大きくなります。詳細については、『Fortran プログラミングガイド 』のパフォーマンスと最適化に関する章を参照してください。
例: ループを 2 回展開するときは、次のように指定します。
C$PRAGMA SUN UNROLL=2 |