スレッドアナライザで解析するためにプログラムをコンパイルおよび計測する場合に、このオプションを指定します。
スレッドアナライザについての詳細は、tha(1) を参照してください。
このオプションを使用してコンパイルすることにより、パフォーマンスアナライザを使用して collect -r races オプションを付けて計測されるプログラムを実行し、データ競合検出実験を作成できます。計測されるコードだけを実行することもできますが、実行速度が遅くなります。
この機能を無効にするには、 -xinstrument=no%datarace と指定します。これはデフォルトです。
-xinstrument には、引数を 1 つ指定する必要があります。
コンパイルとリンクを別々に行う場合は、両方の手順で -xinstrument=datarace を指定してください。
このオプションは、プリプロセッサトークン __THA_NOTIFY を定義します。#ifdef __THA_NOTIFY を指定して、libtha(3) ルーチンへの呼び出しを保護することができます。
このオプションでは、-g も設定します。