この付録では、機能別に C コンパイラのオプションをまとめています。各オプションおよびコンパイラコマンド行構文の詳細は、表 A–15 を参照してください。
この節では、簡単に参照できるように、コンパイラオプションを機能別にまとめています。各オプションの詳細は、表 A–15 付録 B 「C コンパイラオプションリファレンス」 を参照してください。一部のフラグは複数の目的で使用されているため、複数個所に記載されています。
特に注記のないかぎり、オプションはすべてのプラットフォームに適用されます。 SPARC システム版の Solaris オペレーティングシステムに固有の機能には (SPARC)、 x86 システム版の Solaris オペレーティングシステムに固有の機能には (x86) と注記しています。
次の表は、リンク時とコンパイル時の両方に指定する必要があるオプションをまとめています。
表 A–2 コンパイル時とリンク時のオプション表
オプション |
処理 |
---|---|
-xchar_byte_order | |
-xdepend | |
-xmemalign | |
-xopenmp |
(SPARC) 明示的な並列化のための OpenMP インタフェースをサポートする。このインタフェースには、ソースコード指令セット、実行時ライブラリルーチン、環境変数などが含まれます。 |
オプション |
処理 |
---|---|
-c | |
-o | |
-S |
オプション |
処理 |
---|---|
-# | |
-### | |
-features | |
-keeptmp | |
-V | |
-W | |
-X | |
-xc99 | |
-xchar | |
-xhelp | |
-xjobs | |
-xpch | |
-xpchstop | |
-xtemp | |
-xtime | |
-Y | |
-YA | |
-YI | |
-YP | |
-YS |
オプション |
処理 |
---|---|
-errfmt | |
-errhdr |
ヘッダーファイルから指定したグループへの警告を制限します。 |
-erroff | |
-errshort | |
-errtags | |
-errwarn | |
-v | |
-w | |
-xe | |
-xtransition | |
-xvpara |
(SPARC) #pragma MP 指令が指定されているが、正しく並列化指定されていないループについて警告を出します。 |
オプション |
処理 |
---|---|
-xcheck | |
-g | |
-s | |
-xdebugformat | |
-xpagesize | |
-xpagesize_stack | |
-xpagesize_heap | |
-xs | |
-xvis |
(SPARC) コンパイラによる VISTM 命令セットに定義されているアセンブリ言語のテンプレートの認識を有効にします。 |
オプション |
処理 |
---|---|
-B | |
-d | |
-G | |
-h | |
-i | |
-L | |
-l | |
-mc | |
-mr | |
-Q | |
-R | |
-xMerge | |
-xcode | |
-xldscope | |
-xnolib | |
-xnolibmil | |
-xstrconst |
オプション |
処理 |
---|---|
-m32|-m64 |
コンパイルされたバイナリオブジェクトのメモリーモデルを指定します。 |
-xarch | |
-xcache | |
-xchip | |
-xregs | |
-xtarget |
オプション |
処理 |
---|---|
-flteval | |
-fprecision | |
-fstore | |
-nofstore | |
-xmodel | |
-xpentium |
オプション |
処理 |
---|---|
-xlicinfo |
次の表は、非推奨になったオプションをまとめています。引き続きコンパイラはこれらのオプションを受け付けますが、将来は使用できなくなる可能性があります。できるだけ速やかに推奨代替オプションを使うようにしてください。
表 A–15 旧式のオプション表
オプション |
処理 |
---|---|
-dalign |
代わりに -xmemalign=8s を使用してください。 |
-KPIC (SPARC) |
代わりに -xcode=pic32 を使用してください。 |
-Kpic (SPARC) |
代わりに -xcode=pic13 を使用してください。 |
-misalign |
代わりに -xmemalign=1i を使用してください。 |
-misalign2 |
代わりに -xmemalign=2i を使用してください。 |
-x386 |
代わりに、-xchip=generic を使用してください。 |
-x486 |
代わりに、-xchip=generic を使用してください。 |
-xa |
代わりに、-xprofile=tcov を使用してください。 |
-xcg |
-xarch、-xchip、-xcache のデフォルト値を活かすために、代わりに -O を使用してください。 |
-xnativeconnect |
旧式のため、代替オプションはありません。 |
-xprefetch=yes |
代わりに -xprefetch=auto,explicit を使用してください。 |
-xprefetch=no |
代わりに -xprefetch=no%auto,no%explicit を使用してください。 |
-xtarget=386 |
代わりに -xtarget=generic を使用してください。 |
-xtarget=486 |
代わりに -xtarget=generic を使用してください。 |