(SPARC) -xprofile_pathmap= コマンドも指定する場合は、-xprofile_pathmap= collect_prefix:use_prefix オプションを使用します。次の項目がともに真で、コンパイラが -xprofile=use でコンパイルされたオブジェクトファイルのプロファイルデータを見つけられない場合は、-xprofile_pathmap を使用します。
前回オブジェクトファイルが -xprofile=collect でコンパイルされたディレクトリとは異なるディレクトリで、オブジェクトファイルを -xprofile=use を指定してコンパイルしている。
オブジェクトファイルはプロファイルで共通ベース名を共有しているが、異なるディレクトリのそれぞれの位置で相互に識別されている。
collect-prefix は、オブジェクトファイルが -xprofile=collect でコンパイルされたディレクトリツリーの UNIX パス名の接頭辞です。
use-prefix は、オブジェクトファイルが -xprofile=use を指定してコンパイルされたディレクトリツリーの UNIX パス名の接頭辞です。
-xprofile_pathmap の複数のインスタンスを指定すると、コンパイラは指定した順序でインスタンスを処理します。-xprofile_pathmap のインスタンスで指定された各 use-prefix は、一致する use-prefix が識別されるか、最後に指定された use-prefix がオブジェクトファイルのパス名と一致しないことが確認されるまで、オブジェクトファイルのパス名と比較されます。