Sun Studio 12: C++ ユーザーズガイド

7.4.5 -instances=extern による テンプレートインスタンスの自動一貫性

-instances=extern を指定すると、テンプレートリポジトリマネージャーは、リポジトリ中のインスタンスの状態をソースファイルと確実に一致させて最新の状態にします。

たとえば、ソースファイルが -g オプション (デバッグ付き) でコンパイルされる場合には、データベースの中の必要なファイルも -g でコンパイルされます。

さらに、テンプレートリポジトリはコンパイル時の変更を追跡します。たとえば、-DDEBUG フラグ を指定して名前 DEBUG を定義すると、データベースがこれを追跡します。その次のコンパイルでこのフラグを省くと、コンパイラはこの依存性が設定されているテンプレートを再度インスタンス化します。