Sun Studio 12: C++ ユーザーズガイド

A.2.152.1 値

n には、4k8K64K512K2M4M32M256M2G16Gdefault のいずれかを指定します。

ターゲットプラットフォームに対して有効なページサイズを指定する必要があります。有効なページサイズを指定しないと、要求は実行時に暗黙的に無視されます。

Solaris オペレーティングシステムでページのバイト数を調べるには、getpagesize(3C) コマンドを使用します。Solaris オペレーティングシステムでは、ページサイズ要求に従うという保証はありません。ターゲットプラットフォームのページサイズを判断するには、 pmap(1) または meminfo(2) を使用します。


注 –

この機能は、Solaris 8 オペレーティングシステムでは利用できません。このオプションを指定してコンパイルされたプログラムは、Solaris 8 ソフトウェアではリンクしません。


デフォルト

-xpagesize=default を指定すると、Solaris オペレーティングシステムがページサイズを設定します。

拡張

このオプションは -xpagesize_heap -xpagesize_stack のマクロです。これらの 2 つのオプションは -xpagesize と同じ次の引数を使用します。4k8K64K512K2M4M32M256M2G16Gdefault のいずれか。両方に同じ値を設定するには -xpagesize を指定します。別々の値を指定するには個々に指定します。

警告

-xpagesize オプションは、コンパイル時とリンク時に使用しないかぎり無効です。

関連項目

このオプションを指定してコンパイルするのは、LD_PRELOAD 環境変数を同等のオプションで mpss.so.1 に設定するか、またはプログラムを実行する前に同等のオプションを指定して Solaris コマンドの ppgsz(1) を実行するのと同じことです。詳細は Solaris のマニュアルページを参照してください。