Sun Studio 12: C++ ユーザーズガイド

マニュアルの構成

このマニュアルで取り上げるトピックは次のとおりです。

C++ コンパイラ: 第 1 章「C++ コンパイラの紹介」では準拠規格や新機能など、コンパイラに関する初歩的な内容について説明します。第 2 章「C++ コンパイラの使用方法」では、コンパイラの使用方法を説明します。第 3 章「C++ コンパイラオプションの使い方」では、コンパイラのコマンド行オプションの使用方法を説明します。

C++ プログラムの作成方法: 第 4 章「言語拡張」では、ほかの C++ コンパイラによって一般に受け入れられる非標準コードのコンパイル方法を説明します。第 5 章「プログラムの編成」では、ヘッダーファイ ルやテンプレート定義の設定および構成について提案します。第 6 章「テンプレートの作成と使用」では、テンプレートの作成方法や使用方法を説明します。第 7 章「テンプレートのコンパイル」では、テンプレートをコンパイルする際の各種オプションについて説明します。例外処理については第 8 章「例外処理」、キャスト演算に関しては第 9 章「キャスト演算」で説明します。第 10 章「プログラムパフォーマンスの改善」では、C++ コンパイラに大きな影響を与えるパフォーマンス手法について説明します。第 11 章「マルチスレッドプログラムの構築」では、マルチスレッド化プ ログラムの構築に関する情報を提供します。

ライブラリ: 第 12 章「ライブラリの使用」では、コンパイラに組み込まれているライブラリの使用方法を説明します。C++ 標準ライブラリについては第 13 章「C++ 標準ライブラリの使用」、典型的な iostream ライブラリ (互換モードの場合) については 第 14 章「従来の iostream ライブラリの使用」、および複合演算ライブラリ (互換モードの場合) については 第 15 章「複素数演算ライブラリの使用」 で説明します。第 16 章「ライブラリの構築」ではライブラリの構築に関する情報を提供します。

付録: 付録 A 「C++ コンパイラオプション」 ですべての C++ コンパイラオプションをアルファベット順に示し、付録 B 「プラグマ」 で C++ コンパイラプラグマを示します。