Sun Studio 12: C++ ユーザーズガイド

次の表は、-xmemalign で処理できるさまざまな境界整列の状況とそれに適した -xmemalign 指定を示しています。

表 A–40 -xmemalign の例

コマンド 

状況 

-xmemalign=1s

境界整列されていないデータへのアクセスが多いため、トラップ処理が遅すぎる 

-xmemalign=8i

コード内に境界整列されていないデータへのアクセスが意図的にいくつか含まれているが、それ以外は正しい 

-xmemalign=8s

プログラム内に境界整列されていないデータへのアクセスは存在しないと思われる 

-xmemalin=2s

奇数バイトへのアクセスが存在しないか検査したい 

-xmemalign=2i

奇数バイトへのアクセスが存在しないか検査し、プログラムを実行したい