Sun Studio 12: スレッドアナライザユーザーズガイド

2.2.2 データ競合検出実験の生成

プログラムを実行して、プロセスの実行中にデータ競合検出実験を生成するには、collect コマンドに -r on フラグを付けて使用します。OpenMP プログラムの場合は、必ず使用するスレッド数を 1 より大きくします。次は、データ競合実験を生成するコマンドの例です。

データ競合が検出されやすいようにするには、collect コマンドで -r race フラグを使用して、データ競合検出実験をいくつか生成することをお勧めします。実験ごとにスレッド数と入力データを変更します。