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Copyright 1999 Rogue Wave Software
Copyright 1999 Sun Microsystems, Inc.

形式

// Smalltalk の typedef:
typedef RWSlistCollectablesQueue Queue ;
#include <rw/queuecol.h>
RWSlistCollectablesQueue a;

説明

このクラスは、クラス RWSlistCollectables への制限されたインタフェースを表し、先入れ先出し (FIFO) 方式の待ち行列を実装します。この待ち行列は順編成リストであり、すべての挿入はその一方 ("末尾") で行われ、すべての削除はもう一方 ("先頭") で行われます。したがって要素の順序は、外部的に、つまり挿入の順番で決まります。要素の重複は許可されています。

このクラスによって格納されるオブジェクトは、抽象基底クラス RWCollectable を継承しなければなりません。待ち行列内の項目と何かが一致するかどうかを検査するには、仮想関数 isEqual() が必要です(RWCollectable を参照してください) 。

このクラスは、Smalltalk のクラス Queue に対応しています。

持続性

多相

公開コンストラクタ

RWSlistCollectablesQueue();

空の待ち行列を作成します。

RWSlistCollectablesQueue(RWCollectable* a);

単一項目 a から成る待ち行列を作成します。

RWSlistCollectablesQueue(const RWSlistCollectablesQueue & q);

コピーコンストラクタ。待ち行列 q のシャローコピーを作成します。

公開メンバー演算子

void
operator=(const RWSlistCollectablesQueue & q);

代入演算子。待ち行列 q のシャローコピーを作成します。

公開メンバー関数

virtual void
apply(RWapplyCollectable ap, void*);

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。

virtual RWCollectable*
append(RWCollectable*);

RWSlistCollectables から継承した関数。待ち行列の最後に項目を追加します。

virtual RWspace
binaryStoreSize() const;

クラス RWCollection から継承した関数。

virtual void
clear();

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。

virtual void
clearAndDestroy();
virtual RWBoolean
contains(const RWCollectable* target) const;

クラス RWCollection から継承した関数。

RWBoolean
containsReference(const RWCollectable* e) const;
virtual size_t
entries() const;

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。

virtual RWCollectable*
first() const;

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。待ち行列の最初にある項目 (1 番最初に挿入された項目) を返します。待ち行列が空なら NULL を返します。

RWCollectable*
get();

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。待ち行列の最初にある項目 (1 番最初に挿入された項目) を返し、取り除きます。待ち行列が空なら NULL を返します。

virtual RWCollectable*
insert(RWCollectable* c);

クラス RWSlistCollectables から再定義した関数で、append() を呼び出します。

virtual RWClassID
isA() const;

クラス RWCollectable から再定義した関数で、__RWSLISTCOLLECTABLESQUEUE を返します。

virtual RWBoolean
isEmpty() const;

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。

virtual RWCollectable*
last() const;

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。待ち行列の最後にある項目 (1 番最後に挿入された項目) を返します。

virtual size_t
occurrencesOf(const RWCollectable* target) const;
size_t
occurrencesOfReference(const RWCollectable* e) const;

クラス RWSlistCollectables から継承した関数。

virtual RWCollectable*
remove(const RWCollectable*);

クラス RWSlistCollectables から再定義した関数で、get() を呼び出します。引数は無視します。