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Copyright 1999 Rogue Wave Software
Copyright 1999 Sun Microsystems, Inc.

形式

#include <vstream.h>

(abstract base class)

説明

RWvios は抽象基底クラスです。C++ ストリームクラス ios に類似するインタフェースを定義します。しかし、ios とは異なり、必ずしも streambuf と関わらなくてもかまわないという利点があります。

これは、streambuf を使用できない実装のクラスに役立ちます。このようなクラスの一例として、RWXDRistream があります。このクラスでは、XDR モデルが streambuf を機能させません。

それぞれの実装において、streambuf を使用する特殊化クラス (たとえば、RWpistream) は通常、対応する ios 関数を返すことができます。

持続性

なし

公開メンバー関数

virtual int
eof() = 0;

EOF を見つけた場合は、ゼロ以外の整数を返します。

virtual int
fail() = 0;

fail か bad ビットが設定されている場合は、ゼロ以外の整数を返します。これは通常、保存か復元に失敗したが、ストリームが依然として使用可能な状態にあることを示します。

virtual int
bad() = 0;

bad ビットが設定されている場合は、ゼロ以外の整数を返します。これは通常、回復が不可能と考えられる重大なエラーが発生したことを示します。

virtual int
good() = 0;

どのエラービットも設定されていなかった場合は、ゼロ以外の整数を返します。

virtual int
rdstate() = 0;

現在のエラー状態を返します。

virtual void
clear(int v=0) = 0;

現在のエラー状態を v に設定します。v がゼロの場合、エラー状態をクリアします。

operator void*();

fail() の場合は NULL を返し、それ以外の場合は自分自身を指すポインタを返します。