標準 C++ ライブラリは、エラーを報告する一連のクラスを提供します。これらのクラスは、言語の例外処理機能を使用します。ライブラリは、エラーを、論理エラーと実行時エラーという 2 つのカテゴリに大別される特定エラーモデルを実装しています。
論理エラーは、プログラムの内部論理の問題で発生するエラーです。これらは一般に防止することが可能です。
これに対し、実行時エラーは、一般的に防止不可能か予測不可能かのいづれかです。これらのエラーは、周辺ハードウェアの障害など、プログラムの制御外の状況によって発生します。
例外処理クラスを使用するプログラムは、次のヘッダーファイルをインクルードする必要があります。
#include <stdexcept>