Rogue Wave バナー
前へマニュアルの先頭へ目次索引次へ

18.1 概要

標準 C++ ライブラリは、エラーを報告する一連のクラスを提供します。これらのクラスは、言語の例外処理機能を使用します。ライブラリは、エラーを、論理エラー実行時エラーという 2 つのカテゴリに大別される特定エラーモデルを実装しています。

論理エラーは、プログラムの内部論理の問題で発生するエラーです。これらは一般に防止することが可能です。

これに対し、実行時エラーは、一般的に防止不可能か予測不可能かのいづれかです。これらのエラーは、周辺ハードウェアの障害など、プログラムの制御外の状況によって発生します。

18.1.1 インクルードファイル

例外処理クラスを使用するプログラムは、次のヘッダーファイルをインクルードする必要があります。


前へマニュアルの先頭へ目次索引次へ
Copyright (c) 1998, Rogue Wave Software, Inc.
このマニュアルに関する誤りのご指摘やご質問は、電子メールにてお送りください。
OEM リリース, 1998 年 6 月