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10.2 内部バッファ

文字列ストリームは、コンストラクタに対する引数として指定された文字列や、後から str(const basic_string <charT, traits, Allocator>&) 関数で設定された文字列を受け取ります。この文字列は、内部バッファにコピーされ、その後の挿入時や抽出時に文字列ソースまたはシンクとして機能します。文字列を str() 関数で取り出すたびに、内部バッファのコピーが作成されて返されます。

出力文字列ストリームは動的です。14 出力文字列ストリームが構築されるたびに内部バッファが割り当てられます。内部バッファの容量が一杯のときは、挿入時にバッファが自動的に拡張されます。

入力文字列ストリームは常に静的です。抽出することのできる項目は、文字列ストリームで指定した文字列で利用できる項目と同じ数です。


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OEM リリース, 1998 年 6 月