ファイルストリームバッファの処理は、そのロケールのコード変換ファセットと連携して行われるため、相互の情報のやりとりを理解する必要があります。外部デバイスに対する書き込みでは、ファイルストリームバッファから内部文字バッファの内容の一部または全体が、コード変換ファセット、つまり、その out() 関数に転送されます。コード変換ファセットが受け取るのは、外部デバイスに書き込むことのできる変換済みの文字シーケンスです。外部ファイルからの読み取りでは、この逆の処理が in() 関数によって行われます。
ファイルストリームバッファとコード変換ファセットを効果的な連携処理するには、2 つのメイン関数 in() と out() によるエラー状態の指示が、ファイルストリームバッファに必要な形式で行われる必要があります。
in() と out() のリターンコードには、次の 4 通りがあります。
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OEM リリース, 1998 年 6 月