Sun Studio 12: パフォーマンスアナライザ

-j option

ターゲットプログラムが JVM の場合に Java プロファイルを有効にします。option には次のいずれかの値を指定できます。

-j オプションは、.class ファイルまたは .jar ファイルについてのデータを収集する場合は必要ありません。ただし、java 実行可能ファイルへのパスが JDK_HOME 環境変数または JAVA_PATH 環境変数に入っている必要があります。それから collect コマンド行でターゲットの program.class ファイルまたは .jar ファイルとして指定します。拡張子は付けても付けなくてもかまいません。

JDK_HOME または JAVA_PATH 環境変数で java のパスを定義できない場合や、Java HotSpot 仮想マシンによってコンパイルされたメソッドの認識を無効にしたい場合に、-j オプションを使用できます。このオプションを使用する場合、collect コマンド行で指定する program は 1.5_03 以降のバージョンの Java 仮想マシンであることが必要です。collect コマンドは program が JVM であるかどうかと ELF 実行可能ファイルであるかどうかを確認し、そうでない場合、collect はエラーメッセージを出力します。

64 ビット JVM を使用してデータを収集する場合、32 ビット JVM 用の java -d64 オプションを使用しないでください。これを使用すると、データは収集されません。collect コマンドの program 引数、またはこの項で説明している環境変数の 1 つに 64 ビット JVM のパスを指定してください。