OpenMP プログラムの時間プロファイルイベントを処理するときは、OpenMP システム内の 2 つの状態で個々に費やされた時間に対応する 2 つのメトリックが示されます。それらは、「OMP ワーク」と「OMP 待ち」です。
スレッドがユーザーコードから実行されたときは、逐次か並列かを問わず、「OMP ワーク」に時間が累積されます。スレッドが何かを待って先へ進めずにいるときは、その待機が busy-wait (spin-wait) であるかスリープ状態であるかを問わず、「OMP 待ち」に時間が累積されます。これら 2 つのメトリックの合計は、時間プロファイル内の「合計 LWP 時間」メトリックに一致します。