カウントデータを記録します。SPARC プロセッサだけが対象です。
この機能を使用するには、Sun Studio 12 用 Add-on Cool Tools に含まれるバイナリインタフェースツール (BIT) が必要です。このツールは、http://cooltools.sunsource.net/ からダウンロードできます。BIT は、SPARC バイナリのパフォーマンスやテストスイートカバレージの測定用ツールです。
option には次のいずれかの値を指定できます。
on– 関数と命令のカウントデータの収集を有効にします。実行可能ファイル、およびその実行可能ファイルが静的にリンクしている共有オブジェクトが -xbinopt=prepare フラグを指定してコンパイルされている場合に、そのデータが記録されます。静的にリンクしていても -xbinopt=prepare フラグを指定してコンパイルされていない共有オブジェクトはデータに含まれません。同様に、動的に開く共有オブジェクトはデータに含まれません。データは、パフォーマンスアナライザの「命令頻度」タブ、または er_print ifreq コマンドで確認できます。
static– ターゲットの実行可能ファイル、および静的にリンクされている共有オブジェクト内のすべての命令が 1 回だけ実行されたという前提で実験を生成します。-c on オプションと同様に、-c static オプションも、実行可能ファイルと共有オブジェクトが -xbinopt=prepare フラグを指定してコンパイルされている必要があります。