#pragma [no_]inline (funcname[, funcname])
指定したルーチン名のインライン化を制御します。このプラグマはファイル全体に対して有効です。このプラグマでは、大域的なインライン化のみ制御可能であり、呼び出し元固有の制御を行うことはできません。
#pragma inline は、現在のファイル内にある、指定したルーチンに一致する呼び出しをインライン化するようコンパイラに指示します。この指示は、無視されることがあります。たとえば、関数本体が別のモジュールに存在していて、crossfile オプションが使用されていない場合などです。
#pragma no_inline は、現在のファイル内にある、指定したルーチンに一致する呼び出しをインライン化しないようコンパイラに指示します。
次の例に示すように、#pragma inline および #pragma no_inline は、関数がプロトタイプまたは空のパラメータリストで宣言されたあとでのみ使用できます。
static void foo(int); static int bar(int, char *); #pragma inline(foo, bar) |
-xldscope、-xinline、-xO、-xcrossfile も参照してください。