この節には、参照しやすいように、コンパイラオプションが機能別に分類されています。各オプションの詳細は、表 A–15 および付録 B C コンパイラオプションリファレンス を参照してください。フラグによっては、複数の使用目的があるため、複数の個所に記載されているものがあります。
これらのオプションは、特に記載がないかぎりすべてのプラットフォームに適用されます。Solaris SPARC システム版のオペレーティングシステムに特有の機能は (SPARC) として表記され、x64 システム版のオペレーティングシステムに特有の機能は (x86) として表記されます。Solaris プラットフォームのみに適用されるオプションには、(Solaris) というマークが付きます。Linux プラットフォームのみを対象とするオプションには、(Linux) というマークが付きます。
次の表は、リンク時とコンパイル時の両方に指定する必要があるオプションをまとめています。
表 A–2 コンパイル時とリンク時のオプション表
オプション |
処理 |
---|---|
-xchar_byte_order | |
-xdepend | |
-xmemalign | |
-xopenmp |
明示的な並列化のための OpenMP インタフェースをサポートする。このインタフェースには、ソースコード指令セット、実行時ライブラリルーチン、環境変数などが含まれます。 |
オプション |
処理 |
---|---|
-flteval | |
-fma |
(SPARC) 浮動小数点の積和演算 (FMA) 命令の自動生成を有 効にします。 |
-fnonstd | |
-fns | |
-fprecision | |
-fround | |
-fsimple | |
-fsingle | |
-fstore | |
-ftrap | |
-nofstore | |
-xdepend | |
-xlibmieee | |
-xsfpconst | |
-xvector |
オプション |
処理 |
---|---|
-c | |
-o | |
-S |
オプション |
処理 |
---|---|
-# | |
-### | |
-features | |
-keeptmp | |
-V | |
-W | |
-X | |
-xc99 | |
-xchar | |
-xhelp | |
-xjobs | |
-xpch | |
-xpchstop | |
-xtemp | |
-xtime | |
-Y | |
-YA | |
-YI | |
-YP | |
-YS |
オプション |
処理 |
---|---|
-errfmt | |
-errhdr |
ヘッダーファイルから指定したグループへの警告を制限します。 |
-erroff | |
-errshort | |
-errtags | |
-errwarn | |
-v | |
-w | |
-xe | |
-xtransition | |
-xvpara |
オプション |
処理 |
---|---|
-xcheck | |
-g | |
-s | |
-xdebugformat | |
-xpagesize | |
-xpagesize_stack | |
-xpagesize_heap | |
-xs | |
-xvis |
オプション |
処理 |
---|---|
-B | |
-d | |
-G | |
-h | |
-i | |
-L | |
-l | |
-mc | |
-mr | |
-Q | |
-R | |
-xMerge | |
-xcode | |
-xldscope | |
-xnolib | |
-xnolibmil | |
-xstrconst |
このオプションは、将来のリリースでは推奨されません。代わりに、-features=[no%]conststrings を使用します。 |
オプション |
処理 |
---|---|
-m32|-m64 |
コンパイルされたバイナリオブジェクトのメモリーモデルを指定します。 |
-xarch | |
-xcache | |
-xchip | |
-xregs | |
-xtarget |
オプション |
処理 |
---|---|
-flteval | |
-fprecision | |
-fstore | |
-nofstore | |
-xmodel | |
-xpentium |
オプション |
処理 |
---|---|
-xlicinfo |
次の表は、非推奨になったオプションをまとめています。引き続きコンパイラはこれらのオプションを受け付けますが、将来は使用できなくなる可能性があります。できるだけ速やかに推奨代替オプションを使うようにしてください。
表 A–15 廃止のオプション表
オプション |
処理 |
---|---|
-dalign |
代わりに -xmemalign=8s を使用してください。 |
-KPIC (SPARC) |
代わりに -xcode=pic32 を使用してください。 |
-Kpic (SPARC) |
代わりに -xcode=pic13 を使用してください。 |
-misalign |
代わりに -xmemalign=1i を使用してください。 |
-misalign2 |
代わりに -xmemalign=2i を使用してください。 |
-x386 |
代わりに、-xchip=generic を使用してください。 |
-x486 |
代わりに、-xchip=generic を使用してください。 |
-xa |
代わりに、-xprofile=tcov を使用してください。 |
-xarch=v7,v8,v8a |
廃止。 |
-xcg |
-xarch、-xchip、-xcache のデフォルト値を活かすために、代わりに -O を使用してください。 |
-xcrossfile |
代わりに -xipo を使用します。 |
-xnativeconnect |
廃止。これに代わるオプションはありません。 |
-xprefetch=yes |
代わりに - xprefetch=auto,explicit を使用します。 |
-xprefetch=no |
代わりに -xprefetch=no%auto,no%explicit を使用します。 |
-xsb |
廃止。これに代わるオプションはありません。 |
-xsbfast |
廃止。これに代わるオプションはありません。 |
-xtarget=386 |
代わりに -xtarget=generic を使用してください。 |
-xtarget=486 |
代わりに -xtarget=generic を使用してください。 |
-xvector=yes |
代わりに、--xvector=lib を使用します。 |
-xvector=no |
代わりに、--xvector=none を使用します。 |