Sun Studio 12 Update 1: C ユーザーズガイド

A.1.5 並列化のオプション

表 A–5 並列化のオプション表

オプション  

処理  

-mt

-D_REENTRANT -lthread に展開されるマクロオプションです。

-xautopar

複数プロセッサ用の自動並列化を有効にします。

-xcheck

スタックオーバーフローに関する実行時検査を追加し、ローカル変数を初期化します。

-xdepend

ループの繰り返し内部でのデータ依存性の解析およびループ再構成を実行します。 

-xexplicitpar

(SPARC) #pragma MP 指令の指定に基づいて並列化コードを生成します。(廃止、代わりに OpenMP を使用)

-xloopinfo

並列化されているループとされていないループを示します。

-xopenmp

明示的な並列化のための OpenMP インタフェースをサポートする。このインタフェースには、ソースコード指令セット、実行時ライブラリルーチン、環境変数などが含まれます。

-xparallel

(SPARC) ループを、コンパイラで自動的に並列化するとともに、プログラマの指定によって明示的に並列化します。(廃止、代わりに OpenMP を使用)

-xreduction

自動並列化中の縮約の認識を有効にします。

-xrestrict

ポインタ値の関数パラメータを制限付きのポインタとして扱います。 

-xvpara

#pragma MP 指令が指定されているが、正しく並列化指定されていないループについて警告を出します。

-xthreadvar

スレッドローカルな変数の実装を制御します。 

-Zll

lock_lint 用にプログラムデータベースだけ作成して、実行可能なコードの生成は行いません。