このオプションは、コンパイラで型の不一致が検出されたときに生成されるエラーメッセージの詳細さを設定する場合に使用します。大きな集合体が関係する型の不一致がコンパイラで検出される場合にこのオプションを使用すると特に便利です。
i には、次のいずれかを指定します。
表 B–4 -errshort のフラグ
フラグ |
意味 |
---|---|
short |
エラーメッセージは、型の展開なしの簡易形式で出力されます。集合体のメンバー、関数の引数、戻り値の型は展開されません。 |
full |
エラーメッセージは、完全な冗長形式で出力されます。不一致の型が完全に展開されます。 |
tags |
エラーメッセージは、タグ名がある型の場合はそのタグ名付きで出力されます。タグ名がない場合は、型は展開された形式で出力されます。 |
-errshort を指定しない場合は、コンパイラでは -errshort=full が指定されます。-errshort を値なしで指定した場合は、コンパイラでは -errshort=tags が指定されます。
このオプションは累積されず、コマンド行で最後に指定した値が有効になります。