スタックオーバーフローに関する実行時検査を追加し、ローカル変数を初期化します。
o には、次のいずれかを指定します。
表 B–19 -xcheck のフラグ
フラグ |
意味 |
---|---|
%none |
-xcheck のチェックを実行しません。 |
%all |
-xcheck のチェックをすべて実行します。 |
stkovf |
スタックオーバーフロー検査を有効にします。-xcheck=stkovf を指定すると、シングルスレッドのプログラム内のメインスレッドのスタックオーバーフローおよびマルチスレッドプログラム内のスレーブスレッドのスタックに対する実行時検査が追加されます。スタックオーバーフローが検出された場合は、SIGSEGV が生成されます。アプリケーションで、スタックオーバーフローで生成される SIGSEGV をほかのアドレス空間違反と異なる方法で処理する必要がある場合は、sigaltstack(2) を参照してください。 |
no%stkovf |
スタックオーバーフローのチェックをオフにします。 |
init_local |
ローカル変数を初期化します。 |
no%init_local |
ローカル変数を初期化しません。 |
-xcheck を指定しない場合は、コンパイラではデフォルトで -xcheck=%none が指定されます。引数を指定せずに xcheck を使用した場合は、コンパイラではデフォルトで -xcheck=%all が指定されます。
-xcheck オプションは、コマンド行で累積されません。コンパイラは、コマンドで最後に指定したものに従ってフラグを設定します。