Sun Studio 12 Update 1: C++ ユーザーズガイド

3.3.4 デバッグオプション

表 3–5 デバッグオプション

オプション  

処理  

+d

C++ インライン関数を展開しません。 

-dryrun

ドライバがコンパイラに渡すオプションを表示しますが、コンパイルはしません。 

-E

C++ ソースファイルにプリプロセッサを実行し、結果を stdout に出力しますが、コンパイルはしません。

-g

デバッグ用にコンパルします。 

-g0

デバッグ用にコンパイルしますが、インライン機能は無効にしません。 

-H

インクルードされるファイルのパス名を出力します。 

-keeptmp

コンパイル中に作成されたすべての一時ファイルを残します。 

-migration

以前のコンパイラからの移行に関する情報の参照先を表示します。 

-P

ソースの前処理だけを行い、.i ファイルに出力します。

-Qoption

オプションをコンパイル中の各処理に直接渡します。 

-readme

README ファイルの内容を表示します。

-s

実行可能ファイルからシンボルテーブルを取り除きます。 

-temp=dir

一時ファイルのディレクトリを指定します。 

-verbose=vlst

コンパイラの冗長性を制御します。 

-xcheck

スタックオーバーフローの実行時検査を追加します。 

-xdumpmacros

定義内容、定義および解除された位置、使用されている場所に関する情報を出力します。 

-xe

構文と意味のエラーのチェックだけを行います。 

-xhelp=flags

コンパイラオプションの要約を一覧表示します。 

-xport64

32 ビットアーキテクチャーから 64 ビットアーキテクチャーへの移植中の一般障害について警告します。