#include ファイル検索パスに pathname を追加します。
このオプションは、相対ファイル名 (スラッシュ以外の文字で始まるファイル名) を持つ #include ファイルを検索するためのディレクトリリストに、pathname (パス名) を追加します。
コンパイラは、引用符付きのインクルードファイル (#include "foo.h" の形式) ファイルを次の順序で検索します。
ソースが存在するディレクトリ
-I オプションで指定したディレクトリ内 (存在する場合)
コンパイラで提供される C++ ヘッダーファイル、ANSI C ヘッダーファイル、および特殊目的ファイルの include ディレクトリ内
/usr/include ディレクトリ内
コンパイラでは、山括弧をインクルードした (#include <foo.h> 形式の) ファイルを次の順序で検索します。
-I オプションで指定したディレクトリ内 (存在する場合)
コンパイラで提供される C++ ヘッダーファイル、ANSI C ヘッダーファイル、および特殊目的ファイルの include ディレクトリ内
/usr/include ディレクトリ内
スペルが標準ヘッダーファイルの名前と一致する場合は、「12.7.5 標準ヘッダーの実装」も参照してください。
-I- オプションを指定すると、デフォルトの検索規則が無効になります。
-library=no%Cstd を指定すると、その検索パスに C++ 標準ライブラリに関連付けられたコンパイラで提供されるヘッダーファイルがコンパイラでインクルードされません。「12.7 C++ 標準ライブラリの置き換え」を参照してください。
-ptipath が使用されていないと、コンパイラは -Ipathname でテンプレートファイルを検索します。
-ptipathの代わりに -Ipathname を使用します。
このオプションは、置き換えられる代わりに蓄積されます。
コンパイラがインストールされている位置の /usr/include、/lib、/usr/lib を検索ディレクトリに指定しないでください。
-I-