コンパイルごとに -I オプションを指定して、ヘッダーがインストールされている位置を指示します。さらに、-library=no%Cstd オプションを指定して、コンパイラ独自のバージョンの libCstd ヘッダーが検出されないようにします。たとえば、次のようにします。
example% CC -I/opt/mycstd/include -library=no%Cstd... (compile) |
-library=no%Cstd オプションを指定しているため、コンパイル中、コンパイラ独自のバージョンのヘッダーがインストールされているディレクトリは検索されません。
プログラムまたはライブラリのリンクごとに -library=no%Cstd オプションを指定して、コンパイラ独自の libCstd が検出されないようにします。さらに、-L オプションを指定して、代替ライブラリがインストールされているディレクトリを指示します。さらに、-l オプションを指定して、代替ライブラリを指定します。次に例を示します。
example% CC -library=no%Cstd -L/opt/mycstd/lib -lmyCstd... (link) |
あるいは、-L や -l オプションを使用せずに、ライブラリの絶対パス名を直接指定することもできます。たとえば、次のようにします。
example% CC -library=no%Cstd /opt/mycstd/lib/libmyCstd.a... (link) |
-library=no%Cstd オプションを指定しているため、リンク中、コンパイラ独自のバージョンの libCstd はリンクされません。