通常は、第 1 引数が非ゼロのエラー状態にある場合、抽出子は入力ストリームからのデータの抽出とエラービットのクリアを行わないでください。データの抽出に失敗した場合、抽出子は最低 1 つのエラービットを設定します。
出力エラーの場合と同様、エラー状態を定期的に検査し、非ゼロの状態の場合は処理の中止など何らかの動作を起こす必要があります。! は、iostream のエラー状態を検査します。たとえば次のコーディング例では、英字を入力すると入力エラーが発生します。
#include <stdlib.h> #include <iostream.h> void error (const char* message) { cerr << message << "\n"; exit(1); } int main() { cout << "Enter some characters: "; int bad; cin >> bad; if (!cin) error("aborted due to input error"); cout << "If you see this, not an error." << "\n"; return 0; } |
クラス ios には、エラー処理に使用できるメンバー関数があります。詳細はマニュアルページを参照してください。