Sun Studio 12 Update 1: C++ ユーザーズガイド

相互の関連性

このオプションは、プログラム全体のコンパイル時に、プロファイルのフィードバックとともに使用されると、もっとも効果的です。プロファイリングによって、コードでもっともよく使用される部分と、もっとも使用されない部分が明らかになるので、それに基づき処理を集中するよう、構築はオプティマイザに指示します。これは、リンク時に実行されるコードの最適な配置が命令のキャッシュミスを低減できるような、大きなアプリケーションにとって特に重要です。このようなコンパイルの例を次に示します。


example% cc -o progt -xO5 -xprofile=collect:prog file.c
example% progt
example% cc -o prog -xO5 -xprofile=use:prog -xlinkopt file.c

プロファイルフィードバックの使用方法についての詳細は、「A.2.170 -xprofile=pを参照してください。