次の値は、SPARC で有効です。4k、8K、64K、512K、2M、4M、32M、256M、2G、16G、または default。
次の値は、x86/x64 で有効です。4K、2M、4M、1G、または default。
ターゲットプラットフォームに対して有効なページサイズを指定する必要があります。有効なページサイズを指定しないと、要求は実行時に暗黙的に無視されます。
Solaris オペレーティングシステムでページのバイト数を調べるには、getpagesize(3C) コマンドを使用します。Solaris オペレーティングシステムでは、ページサイズ要求に従うという保証はありません。ターゲットプラットフォームのページサイズを判断するには、 pmap(1) または meminfo(2) を使用します。
-xpagesize=default を指定すると、Solaris オペレーティングシステムがページサイズを設定します。
このオプションは -xpagesize_heap と -xpagesize_stack のマクロです。これらの 2 つのオプションは -xpagesize と同じ次の引数を使用します。4k、8K、64K、512K、2M、4M、32M、256M、2G、16G、default のいずれか。両方に同じ値を設定するには -xpagesize を指定します。別々の値を指定するには個々に指定します。
-xpagesize オプションは、コンパイル時とリンク時に使用しないかぎり無効です。「3.3.3 コンパイル時とリンク時のオプション」に、コンパイル時とリンク時の両方に指定する必要があるオプションの全一覧をまとめています。
このオプションを指定してコンパイルするのは、LD_PRELOAD 環境変数を同等のオプションで mpss.so.1 に設定するか、またはプログラムを実行する前に同等のオプションを指定して Solaris コマンドの ppgsz(1) を実行するのと同じことです。詳細は Solaris のマニュアルページを参照してください。