Sun Studio 12 Update 1: Fortran ユーザーズガイド

3.2 オプションの構文

コンパイラオプションの一般的な書式を次に示します。

表 3–1 オプションの構文

構文形式  

例  

-flag

-g

-flagvalue

-Dnostep

-flag=value

-xunroll=4

-flag value

-o outfile

次の表記規則に従って、オプションを説明しています。

表 3–2 オプションの表記規則

記法  

意味  

例: テキスト/インスタンス  

[ ] 

角括弧は、省略可能な引数を表します。 

-O[n]

-O4, -O

{ } 

中括弧は、必須の引数を表します。 

-d{y|n}

-dy

「パイプ」または「バー」と呼ばれる記号は、その中から 1 つだけを選択可能な複数の引数を区切ります。

-B{dynamic|static}

-Bstatic

コロンは、コンマ同様に複数の引数を区切るために使用されることがあります。 

-Rdir[: dir]

-R/local/libs:/U/a

… 

省略記号は、連続するものの一部が省略されていることを示します。 

-xinline=f1[ ,…fn]

-xinline=alpha,dos

括弧、縦棒、省略符号は、オプションを記述するために使用している記号で、オプション自体の一部ではありません。

オプションの一般的な規則を次に示します。