Sun Studio 12 Update 1: Fortran ユーザーズガイド

3.3.1 頻繁に利用するオプション

コンパイラには、オプションのコマンド行パラメータによって選択できる機能が数多くあります。次の表に、頻繁に利用するオプションをまとめてあります。

表 3–4 頻繁に利用するオプション

処理  

オプション  

デバッグ - 大域的にプログラムを検査し、ルーチン間での引数、共通ブロックなどの整合性を調べます。 

–Xlist

デバッグ - dbx およびデバッグ機能を使用するための追加のシンボルテーブル情報を生成します。

-g

パフォーマンス - 実行速度の速い実行可能プログラムを起動します。 

–O[n]

パフォーマンス - 事前に定義されている一連のオプションを使用して、ネイティブプラットフォームのコンパイルと実行時間を生成します。 

-fast

動的 (-Bdynamic) または静的 (-Bstatic) ライブラリと結合します。

-Bx

コンパイルのみ - リンクを行わず、ソースファイルごとに .o ファイルを作成します。

-c

出力ファイル - 実行可能な出力ファイルの名前を a.out ではなく nm に指定します。

-o nm

ソースコード - 固定形式 Fortran ソースコードをコンパイルします。 

-fixed