Sun Studio 12 Update 1: Fortran ユーザーズガイド

3.4.109 -xannotate[={ yes|no}]

(Solaris のみ) あとで binopt(1) などのバイナリ変更ツールで変換できるバイナリを作成するようにコンパイラに指示します。

将来のバイナリ解析、コードガバレージ、およびメモリーエラー検出ツールでも、このオプションを使用して構築されたバイナリを使用できます。

-xannotate=no オプションを使用すると、これらのツールでバイナリファイルを変更できなくなります。-xannotate=yes オプションは 最適化レベル -xO1 以上で使用しないと有効になりません。また、新しいリンカーサポートライブラリインタフェース - ld_open() を備えたシステムでのみ有効になります。このリンカーインタフェースを備えていないシステム (Solaris 9 や 旧バージョンの Solaris 10 など) でコンパイラを使用すると、暗黙的に -xannotate=no に戻ります。

デフォルトは -xannotate=yes ですが、上記のいずれかの条件が満たされていないと、デフォルトは -xannotate=no に戻ります。

Linux システムでは、このオプションはありません。