OPT 指令では、C$PRAGMA のあとに SUN と指定する必要があります。
OPT 指令は副プログラムの最適化レベルを設定し、コンパイルコマンド行に指定されているレベルは上書きされます。指令は副プログラムの直前に指定する必要があり、その副プログラムだけに適用されます。たとえば、次のようにします。
C$PRAGMA SUN OPT=2 SUBROUTINE smart(a,b,c,d,e) ...etc |
上記の例を、-O4 を指定する f95 コマンドでコンパイルする場合、指令はこのレベルを上書きして -O2 でサブルーチンをコンパイルします。このルーチンのあとに別の指令がないかぎり、次の副プログラムは -O4 でコンパイルされます。
ルーチンを -xmaxopt[ =n] オプションでコンパイルして、指令が認識されるようにする必要があります。このコンパイラオプションは PRAGMA OPT 指令の最適化の最大値を指定します。PRAGMA OPT に指定した最適化レベルが -xmaxopt レベルよりも大きいと、-xmaxopt レベルが使用されます。