共有変数を組み込み以外の手続きに渡すと、手続きで参照する前に共有変数の値が一時ストレージにコピーされ、手続きでの参照後に一時ストレージが実際の引数ストレージに戻されるることがあります。一時ストレージとの間のコピーは OpenMP 3.0 仕様のセクション 2.9.3.2 (88 ページ) の条件 a、b、および c が適用される場合に起こります。すなわち、
実際の引数は、次のいずれかです。
共有変数
共有変数のサブオブジェクト
共有変数と関連づけられたオブジェクト
共有変数のサブオブジェクトと関連づけられたオブジェクト
実際の引数は、次のいずれかの場合もあります。
部分配列
ベクトル添字のある部分配列
形状引き継ぎ配列
ポインタ配列
この実際の引数に関連づけられたダミー引数は、形状明示配列または形状引き継ぎ配列です。