Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

パフォーマンスアナライザツール

パフォーマンスアナライザツールは、ユーザーがパフォーマンスデータを評価できるように、コレクタによって記録されたデータを表示します。パフォーマンスアナライザはデータを処理し、プログラム、関数、ソース行、および命令のレベルでパフォーマンスに関するさまざまなメトリックスを表示します。これらのメトリックスは、次の 5 つのグループに分類されます。

パフォーマンスアナライザタイムラインは、raw データを時間の関数としてグラフィカル形式で表示することができます。

パフォーマンスアナライザについての詳細は、第 4 章パフォーマンスアナライザツールおよびパフォーマンスアナライザのオンラインヘルプを参照してください。

第 5 章 er_print コマンド行パフォーマンス解析ツールでは、er_print コマンド行インタフェースを使用し、コレクタが収集したデータを解析する方法について説明しています。

第 6 章パフォーマンスアナライザとそのデータについてでは、パフォーマンスアナライザとそのデータに関連する、データ収集の動作、パフォーマンスメトリックスの解釈、呼び出しスタックとプログラムの実行、注釈付きコードリストなどのトピックについて説明しています。注釈付きソースコードリストおよび逆アセンブリコードリストに、コンパイラのコメントが含まれており、パフォーマンスデータは含まれていない場合、er_src ユーティリティーで表示できます。詳細は、第 7 章注釈付きソースと逆アセンブリデータについてを参照してください。

第 7 章注釈付きソースと逆アセンブリデータについてでは、注釈付きソースと逆アセンブリについて説明し、パフォーマンスアナライザが表示する各種インデックス行とコンパイラのコメントを解説します。

第 8 章実験の操作では、実験のコピー、移動、削除、アーカイブ、およびエクスポート方法について説明します。

第 9 章カーネルプロファイリングでは、Solaris オペレーティングシステム (Solaris OS) が負荷を実行中に、Oracle Solaris Studio のパフォーマンスツールを使用してカーネルのプロファイリングを行う方法について説明しています。