Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

-M option

MPI 実験の収集を指定します。collect コマンドのタ−ゲットは mpirun コマンドである必要があります。また、mpirun コマンドのオプションは、‐‐ オプションを使って mpirun コマンドによって実行されるターゲットプログラムと分けて指定されることが必要です。(mpirun コマンドでは常に ‐‐ オプションを使用することで、collect コマンドとそのオプションを mpirun コマンド行の先頭に追加し、実験を収集できます。)この実験には通常の名前が付けられ、親の実験と呼ばれます。ディレクトリには MPI プロセスのそれぞれについて、ランクにより命名されたサブ実験が含まれます。

option に使用できる値は次のとおりです。

デフォルトでは、MPI 実験の収集は無効になっています。MPI 実験の収集が有効な場合、-m オプションのデフォルト設定は on に変更されます。

collect コマンドをオプションなしで入力するか、-M オプションで認識されないバージョンを指定すると、MPI のサポートされているバージョンが表示されます。