Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

アナライザのコマンドオプション

アナライザの動作を制御するこれらのオプションは、3 つのグループに分かれます。

Java オプション

これらのオプションは、アナライザを実行する JVM の設定を指定します。

-j | --jdkhome jvm-path

アナライザを実行するための JVM ソフトウェアへのパスを指定します。-j オプションを指定しなかった場合、JVM へのパスを示す環境変数、JDK_HOMEJAVA_PATH をこの順序で調べることによってデフォルトのパスが最初に取得されます。どちらの環境変数も設定されていない場合は、現在の PATH にある JVM が使用されます。デフォルトのパスをすべて無効にするには、-j オプションを使用します。

-J jvm-options

JVM オプションを指定します。複数のオプションを指定できます。次に例を示します。

制御オプション

これらのオプションは、GUI のフォントサイズを制御し、アナライザを起動する前に、バージョン情報とランタイム情報を表示します。

-f | --fontsize size

アナライザ GUI で使用するフォントサイズを指定します。

-v | --verbose

起動する前にバージョン情報と Java 実行時引数を出力します。

情報オプション

これらのオプションではパフォーマンスアナライザ GUI は起動されず、analyzer についての情報が標準出力に出力されます。次に示すオプションはそれぞれスタンドアロンのオプションで、ほかの analyzer オプションと組み合わせたり、target または experiment-list 引数と組み合わせることはできません。

-V | --version

バージョン情報を出力して終了します。

-? | --h | --help

使用方法に関する情報を出力して終了します。