Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

アナライザのデフォルト設定

アナライザは、.er.rc というリソースファイルを使用して、起動時の各種設定のデフォルト値を決定します。システム全体のデフォルトファイル er.rc が最初に読み取られ、次にユーザーのホームディレクトリ内の er.rc ファイル (存在する場合)、そして現在のディレクトリ内の er.rc ファイル (存在する場合) が読み取られます。ホームディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値はシステムのデフォルト値よりも優先され、現在のディレクトリの .er.rc ファイル内のデフォルト値は、ユーザーのホームおよびシステムのデフォルト値よりも優先されます。.er.rc ファイルは、アナライザと er_print ユーティリティーによって使用されます。ソースおよび逆アセンブリのコンパイラのコメントに適用する .er.rc 内の設定は、er_src ユーティリティーによっても使用されます。

.er.rc ファイルについては、「アナライザのデフォルト設定」の節を参照してください。er_print コマンドを使用したデフォルト設定については、「デフォルト値を設定するコマンド」「パフォーマンスアナライザにのみデフォルト値を設定するコマンド」を参照してください。