Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

「データレイアウト」タブ

「データレイアウト」タブには、すべてのプログラムデータオブジェクトの注釈付きデータオブジェクトレイアウトが、データ派生メトリックデータと一緒に表示されます。このタブは、ハードウェアカウンタオーバーフロープロファイリングの拡張版であるデータ空間プロファイリングを含む実験にのみ使用されます。詳細は、「データ空間プロファイリング」を参照してください。

各レイアウトは、構造全体のデータソートメトリックス値によってソートされた状態で、タブ内に表示されます。このタブには、集合体データオブジェクトごとに、そのオブジェクトに帰属する合計メトリックスが表示され、そのあとに、そのデータオブジェクトのすべての要素がオフセット順に表示されます。各要素には、そのメトリックスと、32 バイトブロックでそのサイズと位置を示す指示子があります。

「データレイアウト」タブを表示するには、「データ表示方法の設定」ダイアログボックスの「タブ」タブ (「「タブ」タブ」を参照) で、そのタブを選択します。「データオブジェクト」タブの場合と同様に、「データレイアウト」タブを表示可能にできるのは、1 つ以上の読み込まれた実験に、データ空間プロファイルが含まれている場合だけです。

単一のデータオブジェクトを選択するには、そのオブジェクトをクリックします。

タブ内に隣接して表示された複数のオブジェクトを選択するには、最初のオブジェクトを選択したあと、Shift キーを押したまま最後のオブジェクトを選択します。

タブ内に表示された隣接していない複数のオブジェクトを選択するには、最初のオブジェクトを選択したあと、Ctrl キーを押したまま、追加するオブジェクトを個々にクリックして選択します。

ツールバーの「フィルタ句を構成」ボタンをクリックすると、「フィルタ」ダイアログボックスが開き、その中で「詳細」タブが選択され、「フィルタ句」テキストボックスに「データレイアウト」タブで選択された項目を反映したフィルタ句が読み込まれます。