Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

メモリーオブジェクトのタブ

各メモリーオブジェクトのタブには、ページなど、さまざまなメモリーオブジェクトに帰属するデータ空間メトリックスのメトリック値が表示されます。1 つ以上の読み込まれた実験にデータ空間プロファイルが含まれている場合は、「データ表示方法の設定」ダイアログボックスの「タブ」タブで、タブを表示するメモリーオブジェクトを選択できます。メモリーオブジェクトタブは、いくつでも表示できます。

さまざまなメモリーオブジェクトタブが事前定義されています。カスタムメモリーオブジェクトを定義するには、「データ表示方法の設定」ダイアログボックスで「カスタムオブジェクトを追加」ボタンをクリックし、「メモリーオブジェクトを追加」ダイアログボックスを開きます。メモリーオブジェクトは、.er.rc ファイルで mobj_define 指令を使用して定義することもできます (mobj_define mobj_type index_exp を参照)。

各メモリーオブジェクトタブのラジオボタンを使用して、テキスト表示とグラフィカル表示を切り替えることができます。テキスト表示は「データオブジェクト」タブ内の表示に似ており、同じメトリックの設定を使用します。グラフィカル表示では、各メモリーオブジェクトの相対値が、データソートメトリックによってソートされた各メトリックごとの個別のヒストグラムを使用してグラフィカル表示されます。

ツールバーの「フィルタ句を構成」ボタンをクリックすると、「フィルタ」ダイアログボックスが開き、その中で「詳細」タブが選択され、「フィルタ句」テキストボックスにメモリーオブジェクトタブで選択された項目を反映したフィルタ句が読み込まれます。