「書式」タブでは、C++ 関数名と Java メソッド名に、長い形式、短い形式、または符号化された形式のいずれかを使用することを選択できます。「関数名に SO 名を付加」チェックボックスをオンにすると、その関数またはメソッドを含んでいる共有オブジェクトの名前が関数名またはメソッド名に付加されます。
また、「書式」タブでは、ユーザー、上級、マシンのいずれかの表示モードも選択できます。「表示モード」の設定は、Java 実験と OpenMP 実験の処理を制御します。
Java 実験の場合:
「ユーザー」モードでは、Java スレッドの Java 呼び出しスタックが表示されますが、ハウスキーピングスレッドは表示されません。
「上級」モードでは、ユーザーの Java コードの実行中には Java スレッドの Java 呼び出しスタックが表示され、JVM コードの実行中または JVM ソフトウェアが Java 呼び出しスタックを報告しないときにはネイティブな呼び出しスタックが表示されます。このモードでは、ハウスキーピングスレッドのネイティブな呼び出しスタックが表示されます。
「マシン」モードでは、すべてのスレッドのネイティブな呼び出しスタックが表示されます。
OpenMP 実験の場合:
「ユーザー」モードおよび「上級」モードでは、マスタースレッド呼び出しスタックとスレーブスレッド呼び出しスタックが調整されて表示されます。また、OpenMP ランタイムが特定の操作を実行しているときは、<OMP-*> という形式の名前を持つ特殊関数が追加されます。
「マシン」モードでは、すべてのスレッドのネイティブな呼び出しスタックと、コンパイラによって生成されたアウトライン関数が表示されます。
それ以外のすべての実験では、3 つのモードのすべてで同じデータが表示されます。