Java プログラムのデータ収集には、次の制限事項があります。
Java 2 Software Development Kit (JDK) の JDK 6、Update 18 またはそれ以降のバージョンを使用する必要があります。コレクタは、JDK_HOME 環境変数または環境変数のパスセットに含まれている JDK を最初に探します。JAVA_PATHこれらの変数がいずれも設定されていない場合、使用されている環境の PATH に含まれている JDK を探します。PATH にも JDK が存在しない場合、/usr/java/bin/java の java 実行可能ファイルを探します。コレクタは、見つかった java 実行可能ファイルのバージョンが ELF 実行可能ファイルであるかどうかを検証し、そうでない場合は、使用した環境変数またはパスと、試みたフルパス名を示すエラーメッセージを出力します。
ホットスポットコンパイルコードのソース行マッピングの詳細情報を取得するには、JDK 6、Update 20、JDK 7、build b85 Early Access リリース、またはそれ以降のバージョンを使用する必要があります。
データを収集するには、collect コマンドを使用する必要があります。dbx collector サブコマンドは使用できません。
JVM ソフトウェアを実行する派生プロセスを作成するアプリケーションはプロファイルできません。
一部のアプリケーションは純粋な Java ではなく、C または C++ アプリケーションで、dlopen() を起動して libjvm.so を読み込んでから、その中への呼び出しを行って JVM ソフトウェアを開始します。このようなアプリケーションのプロファイルを行うには、SP_COLLECTOR_USE_JAVA_OPTIONS 環境変数を設定し、collect コマンド行に -j on オプションを追加します。この場合は、LD_LIBRARY_PATH 環境変数を設定しないでください。