Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

関数の表示と非表示

デフォルトでは、「関数」タブと「呼び出し元 - 呼び出し先」タブに各ロードオブジェクトのすべての関数が表示されます。「関数の表示/非表示/API のみ」ダイアログボックスを使用して、ロードオブジェクト内のすべての関数を非表示にしたり、ロードオブジェクトに対する API を表す関数のみを表示することができます。詳細はオンラインヘルプを参照してください。

ロードオブジェクト内の関数が非表示の場合、「関数」タブと「呼び出し元 - 呼び出し先」タブ には、ロードオブジェクトのすべての関数の集合体を表す 1 つのエントリが表示されます。同様に、「行」タブと「PC」タブには、ロードオブジェクトのすべての関数のすべての PC の集合体を表す 1 つのエントリが表示されます。

ロードオブジェクト内の API 関数のみが表示される場合、ライブラリへの呼び出しを表す関数のみが表示されます。それらの関数の下のすべての呼び出しは、そのロードオブジェクト内の呼び出しであるか、ほかのロードオブジェクトに対する呼び出しであるかにかかわらず、コールバックを含めて表示されません。「呼び出し元 - 呼び出し先」タブには、このような関数の呼び出し先は表示されません。

ロードオブジェクトの設定は、.er.rc ファイル内でコマンドを使用して事前に設定できます。

フィルタリングとは対照的に、非表示となっている関数に対応するメトリックスは、すべての表示で何らかの形で示されます。